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柴又帝釈天と御朱印の訪問記!その特別なご利益とは?

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柴又帝釈天 御朱印 御朱印

「男はつらいよ」シリーズの舞台、葛飾柴又に長い間興味を持っていました。ある夕方、テレビでその地にスポットが当てられているのを見て、訪れる決心がつきました。

浅草が国際的な観光地として知られる中、葛飾柴又はまだ多くの外国人には発見されていないようです。地元では、その魅力を広めようとさまざまな取り組みが行われているとのこと。

古い日本の美しさが残る葛飾柴又は、外国人観光客にとっても隠れた名所に違いありません。

この度、柴又帝釈天を訪れ、そこで御朱印をいただく機会を得ました。

 

 

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寺院の歴史紹介

  • 1629年(寛永6年)に創設された。
  • 江戸時代の中期には一時、本尊が失われる事態に。
  • 1779年(安永8年)、本堂の修繕中に失われていた本尊が見つかり、寺院は再興された。
  • 1783年(天明3年)の天明大飢饉時、当時の住職は病の癒しを願い、治癒の護符「一粒符」を配布。
    • これがきっかけで、特に江戸周辺で帝釈天への信仰が拡がった。
  • 文学作品にも頻繁に取り上げられ、夏目漱石の「彼岸過迄」や渥美清が主演する「男はつらいよ」などに登場。

 

 

 

柴又帝釈天 二天門の案内

参道の賑やかな商店街を抜けて行くと、柴又帝釈天の入口である二天門が迎えてくれる。この門は、増長天と広目天が祀られているため「二天門」と称されている。

この二天門は、坂田留吉棟梁の手による壮大な総欅製の構造で、江戸時代末期の建築技術の粋を集めた作品とされる。日光東照宮の陽明門に倣った設計だと伝えられている。

 

 

 

蕎麦ランチで雨宿り!

予想していた通り、柴又駅に到着すると雨が降り始めました。

どうやら私が外出すると雨に遭遇する傾向にあるようです…

本来はすぐにでも参拝を済ませたかったのですが、雨を避けるためにも、参道沿いにある「やぶ忠」というお蕎麦屋さんで昼食を取ることにしました。

柴又帝釈天 御朱印

注文したのはかけそばと天ざるそばです。

このお店では、窓越しにそば打ちの様子を見学できるのが特徴です。手打ちならではの、一本一本に異なる太さの麺が、その味わいに深みを加えています。

シンプルな味わいのかけそば。一方、ボリューム満点の天ざるそば。

「やぶ忠」のそばは、その量感でも十分満足できるため、特に大盛りにする必要はないかもしれません。

 

 

 

柴又帝釈天へ参拝体験

昼食後、雨が止み、晴れ間が広がり始めて暑さを感じるほどになりました。

参道を進みながら、柴又帝釈天へと向かいました。訪れたのは日曜日の午後で、パスツアーの参加者や家族連れなど、多くの参拝客で賑わっていました。

境内に入ると最初に目に入ったのは、見事な松の木でした。この松は中央から左右に枝を広げており、その姿が印象的でした。

 

 

 

魅力的な御朱印

柴又帝釈天 御朱印

お堂に靴を脱いで入ると、お守りやおみくじ、そして御朱印を受け付けている場所が目に入りました。

御朱印を書いてくれるスタッフは3名おり、待ち時間はほとんどなかったです。(料金は300円)

御朱印帳を提出すると、「お参りしてください」との指示があり、静かに座って参拝を行いました。

その後、柴又帝釈天の御朱印を無事に受け取ることができました。

 

 

 

 

授かるご利益は?

柴又帝釈天 御朱印柴又帝釈天 御朱印

柴又帝釈天は、病気の治癒や長寿のご利益で知られています。特に、「一粒符」と称される飲むお守りは、全国的にも珍しく、万病に効果があるとされています。

江戸時代に疫病が流行した際、日敬上人が病人にこの一粒符を飲ませたところ、驚くほど健康が改善されたという伝承が残っています。

直接体内に取り入れる形のお守りは、顕著な効果を期待させますね。

一粒符は300円で、受付で申し出ると授かることができます。

境内の左手には浄行菩薩の像が安置されています。

この浄行菩薩は、触れた部位に対応する身体の病を癒やす力があると伝えられており、柴又帝釈天は「永遠の若さを授ける寺」としても知られています。

私自身、このことを訪れるまで知らなかったため、その特別なご利益を受ける機会を逃してしまいました。

訪れる皆さんには、ぜひ浄行菩薩を優しく撫で、その恩恵を受けてください。

 

 

 

 

見逃せない彫刻ギャラリー

参拝の後、右手の奥へ進むと、見応えのある彫刻ギャラリーがあります。このスポットも非常にお勧めです。

ここでは、彫刻作品と美しい庭園を鑑賞することができ、入場料は400円です。

外からガラス越しにも作品を眺められますが、中に入ってみるとその素晴らしさに驚かされます!

特に、「法華経」に基づく名説話を題材にした彫刻が展示されており、これらは大正末期から昭和9年にかけて10年以上の歳月を費やして完成されたものです。

総けやきで作られたこれらの彫刻は、当時東京都内の彫刻家によって手がけられた作品で、文化財としての価値も認められています。

展示されている10枚の彫刻は、その見応えにおいて他に類を見ません。

柴又帝釈天  御朱印 柴又帝釈天  御朱印

彫刻ギャラリーと庭園は渡り廊下で繋がれており、訪れる人々が休憩できるスペースでは無料の飲み物が提供されています。多くの来訪者が縁側で庭を眺めながら休息を楽しんでいました。

柴又帝釈天  御朱印

柴又帝釈天の参拝を終えて、再度参道へと戻ると、腹は満たされていたものの、団子やスイートポテト、かき氷、煎餅といったさまざまな誘惑に囲まれていました。

特に評判の草団子は魅力的でしたが、私はのり団子を160円で楽しみました。お茶が無料で提供されるのは、まさに心温まるサービスです。

レトロな雰囲気の店が立ち並ぶ町並みは、海外からの観光客にも間違いなく喜ばれるでしょう。

葛飾区では、相撲部屋の誘致や新しい旅館の建設など、国際的なアピールを強化しているようです。その結果、浅草のように多くの外国人観光客で賑わう日も遠くないかもしれません。

 

以上、「柴又帝釈天と御朱印の訪問記!その特別なご利益とは?」についてご紹介しました。

 

 

 

御朱印
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