イオン銀行から送られてきたかのような「銀行口座の取引における重要な確認について」というメールは
イオン銀行を装った詐欺メールです。
クリックを求める内容ですが、クリックしないように気をつけてください。
この記事では、「イオン銀行」からの「銀行口座の取引における重要な確認について」というメールの怪しいポイントを解説しています。
イオン銀行を装った怪しいSMSにご注意!
最近、イオン銀行を装う疑わしいSMS(ショートメッセージサービス)を受け取ったため、ここで共有いたします。
このメッセージはSMSなのでスマートフォンに送られてきました。
具体的な内容については以下で確認してください。
SMS本文の内容
早速ですが、メールの詳細をご覧ください。
見にくいので転記いたします。
【重要】イオン銀行お知らせ、お客様の銀行口座の取引における重要な確認について。
リンク
以上です。
イオン銀行『【銀行口座の取引における重要な確認について』のSMSが怪しいポイント
ここからはこのSMSの怪しいポイントをみていきたいと思います。
① 宛名が個人宛ではない
メールをよく見てみると、個人へ向けた宛名がありません。
本当に取引に関する重要な確認であれば、あなたが「誰」なのか知ったうえで連絡するはずですよね?
ところが、SMS本文では「お客様」という表現になっているんですよね。
SMSの送り主はスマートフォンの番号しか知らないので、宛名を記載できないのです。
そのため「お客様」と載せるしかないのです。
② イオン銀行を利用したことがない
ここからはこのSMSの怪しいポイントを見て行きたいと思います。
今までイオン銀行を利用したことがないということです。利用歴がない銀行から、このようなSMSが送られてくるとは、どうにも奇妙です。
もしもこれが宣伝メールであれば、まだ納得がいくかもしれませんが…。
SMS内容を詳しく見ると、それが宣伝目的のメッセージでないことが分かりますよね。
口座に関する取引の話が出ていますから。
イオン銀行を利用していないということは、そこに登録した覚えがないということです。
登録していないということは、自分のスマートフォンの番号を伝えたことがないということになります。
それにも関わらず、どうして相手は番号を知っているのでしょうか?
この疑問が、不安を感じさせ、不審な点として挙げられます。
このような理由から、第二の疑わしい点として挙げられます。
③ 未開設口座に関する通知内容
怪しいポイントの3点目として、SMS本文を見てみましょう。
SMS本文ではこんな記述がありました。
「お客様の銀行口座の取引における重要な確認について。」
どうやら銀行口座の取引の確認事項のようですね。ただ、ここに大きな矛盾があります。
先にも述べた通り、私はイオン銀行を利用しておらず口座も持っていません。
存在すらしていない口座について「重要な確認」が必要と言われても口座が存在しない以上、応えようがありません。
実体のないものについて確認することは、物理的に不可能です。
この点が、さらに疑念を深める要因となっています。
不可解な点として、実在しない口座に関する通知が挙げられます。
④ 添付されたURLが正規のウェブサイトと異なる
メール内に含まれていたリンクURLが実際の公式サイトと異なる点に焦点を当てたいと思います。
これが疑わしい四番目のポイントです。
ウェブサイトのアドレスは、世界中で唯一無二のものです。どれだけ正規のサイトに似せて作られたとしても、そのアドレスを完全に模倣することは不可能です。
これはインターネット上の基本的な原則であり、世界中どこでも同じです。 この基本を踏まえて、メールに添付されていたリンクが実際の公式サイトのものかどうかを検証してみました。
もし本物のサイトであれば、そのURLには正規のサイトを示す特定の文字列が含まれているはずです。 しかし、比較した結果、リンクされていたURLと正規のサイトのURLが一致しないことが明らかになりました。
これが明白な証拠となり、疑念を確信に変える決定的な瞬間となりました。
イオン銀行『銀行口座の取引における重要な確認について。』のSMSは詐欺メール! まとめ
イオン銀行『【銀行口座の取引における重要な確認について。』のSMSは詐欺メール!です。
詐欺メールを疑うポイントは4つ
これらの点はいずれも、警戒すべき重要なサインとなります。
イオン銀行などの金融機関から、メールが届いたら不安になってしまいますよね。
※どうしても心配ならば直接、「イオン銀行」に問い合わせましょう!
※いきなりメールからクリックしないように!
心当たりのないメールが届いた場合は、焦らず宛名や差出人のメールアドレスを確認してみてくださいね。
リンクのクリックは厳禁!
この種のメールの主な目的は、リンクを介して個人情報を盗み出すことにあります。
したがって、見知らぬメールや怪しげなメールに含まれるリンクは絶対にクリック(タップ)してはいけません。
不審なメールに遭遇した際のリンク操作は、自衛策として徹底的に避けるべきです。
この原則を守ることが、不正行為から自己を守る鍵となります。
アプリやブラウザのブックマークからの状況確認
誰かがあなたのイオン銀行のアカウントを確認しようとしたかのような今回の詐欺メール。
メールをクリックせずに、イオン銀行のアプリなどからログインして状況を確認しましょう。
PCから確認する場合はいつも使っているブラウザのブックマークなど信頼できるサイトからログインしてください。
本当にあなたのイオン銀行のアカウントに不正ログインがあったなら、マイページにも同じ内容のメッセージが届いているはずです。
または、メールの本文にあるような事が本当になされているのかを確認してくださいね。
詐欺メールを見ても、慌てずに行動してくださいね!
実際にカード情報などを入力してしまった場合どうしたらよい?
実際にカード情報や住所・名前・電話番号を入力してしまった場合・・・
まずはカード会社に連絡してくださいね!
カード会社に連絡することで、カード会社が対応してくれますよ。
注意点が1つ
クレジットカードの裏面にサインがないと不正利用されても保証されない可能性があるので、
必ず署名してくださいね!
正直なところ、住所・名前・電話番号を入力してしまった後に、あなたにできることはあまりありません。
個人情報が漏れたことで、迷惑メールや不審な電話に気をつけるぐらいです。
クレジットカードの利用を停止することが、あなたができる数少ない手段なんです。
個人情報入力後に不審なメールであると気が付いたら、すぐにカード会社に連絡してくださいね。
公式サイトでの注意喚起
イオン銀行公式サイトでも注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくとことで、さらに安全を確保することができるでしょう。