初詣の後、多くの人が一年の運勢を占うためにおみくじを引くことが一般的ですね。
通常、おみくじには大吉から大凶までのランクがありますが、最近では「大大吉」という非常に吉祥なものも存在するようです。大吉を引くだけでも喜ばしいのに、その上を行く大大吉を引けたら、それは本当に幸運と言えるでしょう。
そこで気になるのは、この大大吉がどれくらいの確率で出現するのかということです。今回は、デマや誤解を排除し、おみくじで大大吉が出る確率の真実を探ってみました。
その驚くべき結果とは、いったいどうなるのでしょうか？
最新のおみくじトレンド：大大吉の登場！
最近、凶や大凶を省いて参拝者に良い気分を提供する神社やお寺が増えていることはよく知られていますが、さらに驚くべきは「大大吉」という新しいランクのおみくじが存在することです。
例えば、京都の伏見稲荷では、宮司の発案で「大が一つ多いことで喜びが増す」という考えのもと、2014年のお正月から大大吉を含むおみくじが登場しました。
大吉を超える大大吉は、確かにより喜びや感謝の気持ちを引き出すかもしれません。
大大吉を含むおみくじは、全国的にも珍しく、東京の靖国神社、京都の御金神社、愛知県蒲郡市の竹島八百富神社など限られた場所でのみ提供されています。
口コミを調査！
「大大吉」を体験した人の声を集めてみました！
●靖国神社の特別なみくじ：桜みくじの「大大吉」の意味
東京の靖国神社で提供されている桜みくじには、「大大吉」という特別な運勢が含まれていて、「幸せの絶頂、これ以上ない大盛運」というメッセージが記されています。
「これ以上ない」という表現には、今後の運勢が下がるのではという不安も感じられますが、大大吉はやはり幸運を象徴する嬉しいものです。
●御金神社の特別な御金みくじ
京都府中京区にある金運アップで知られる御金神社では、特別な「御金みくじ」を提供しています。このみくじには大大吉も含まれており、金色の封筒に入っています。
おみくじ一回の引きは300円と、金のお守りも付いてくるため、かなりお得に感じられます。
特に金運の部分では、「大いに運が開く」や「順調に上昇する」といった前向きなメッセージが記されています。
●京都の伏見稲荷大社について
京都の伏見稲荷大社は、初詣の人気ランキングで常に上位に位置しています。
多くの参拝者が訪れるこの神社では、SNS上で「大吉を引いた」と報告する人が目立つことが注目されています。
大大吉の実際の出現率は？誤解を避けよう！
多くの人がSNSなどで大大吉を引いた喜びを共有しているのを見ると、その運勢の良さを感じることができます。写真を通じても、なんとなく幸運が伝わってくるようです。
自分も大大吉を引いてみたいと思っている方も多いでしょうが、実際の確率はどの程度なのでしょうか？いつものように、パソコンで調査してみた結果・・・
宝くじに匹敵する確率と聞いて、大大吉が非常に稀なものだと感じていました。しかし、ちょっと考えてみると疑問が浮かびます。
伏見稲荷神社のおみくじのシステムは、くじ棒を引いて巫女さんに番号を伝えるスタイルです。2016年のお正月時点で、2番と32番のおみくじが「大大吉」であることが分かっています。
この神社では32種類のおみくじがあり、その中で2種類が大大吉であるため、実際の確率は約6.25％になります。これは、もし伏見稲荷神社のお正月三が日に参拝する270万人全員がおみくじを引いた場合、約16万8000人が大大吉を引くことになります。
これを考えると、実はかなり高い確率であることが分かります。SNSで「大大吉を引いた」という報告が多いのも理解できます。
伏見稲荷以外での大大吉の確率は明らかではありませんが、参拝客を喜ばせる目的で行われているため、思っていたよりも一般的なものである可能性が高いですね。
大大吉や大吉をどうする？家に持ち帰るか、木に結ぶか？
おみくじで大吉や大大吉を引いた際に、それを家に持ち帰るべきか、それとも木に結んで神様に託すべきか、迷う人も多いでしょう。特に、大大吉のような特別な運勢を手にしたときは、その扱いについて特に慎重になります。
では、どちらの方法が正しいのでしょうか？実は、これについては神社やお寺によって異なる場合が多いです。
ある神社の公式ホームページでは？
「凶のおみくじを逆手で結ぶと吉に変わる」という伝承があります。この伝えに従い、運勢があまり良くないおみくじは、神社やお寺の境内にある「みくじ掛け」に結んでいく人も多いです。
一方で、良い結果のおみくじは、多くの人が自宅に持ち帰っています。
凶のおみくじを神社やお寺の木やみくじ掛けに結ぶことによって、不運が吉に変わるという言い伝えがあります。
大吉や大大吉のおみくじについては特に決まった扱い方はありませんが、重要なのは「吉」や「凶」のラベルよりも、おみくじに書かれた内容をしっかりと読み取ることです。
また、日々の参考として、またはお守りのように、運が良いと思われるおみくじを自分の元に置いておくと良いでしょう。
たとえば財布に入れて持ち歩くことも含まれますが、その際は粗末に扱わないように注意し、丁寧に保管することが大切です。
まとめ
大大吉を引く確率は、意外にも比較的高いことが明らかになりました。
ただし、大大吉を含むおみくじを提供している場所は全国的に見ても限られていますので、これはなかなか珍しい経験と言えるでしょう。
旅行や初詣で訪れた際には、この特別なおみくじを試してみるのも楽しいかもしれません。
以上、「おみくじで「大大吉」が出る確率は？デマを超えた本当の事実を探ってみました！」についてご紹介しました。
