子供たちが思春期に入るこの時期は、小学校を卒業し、中学生活へと歩み始める重要な節目です。
多くの場合、小学校の卒業祝いは、次の学生生活への準備も考慮して選ばれます。
この際、中学生活を見据えた実用的で長く使えるギフトを選ぶことが大切です。
我が家では、息子や甥への卒業祝いに実際に贈ったアイテムについてアンケートを取り、その反応も確認しました。これから卒業祝いを選ぶ方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
男の子の小学校卒業記念実例：パーソナライズされたシャープペンシル
小学生のうちは鉛筆の使用が基本でしたが、中学校からはシャープペンシルを使う機会が増えます。そこで、使い心地の良いシャープペンシルを選ぶことにしました。
名前を刻印したシャープペンシルは、費用も800円ほどで手頃でした。
最初はあまり興味を示さなかったものの、中学生活が始まり、自分だけの特別なアイテムとして認識し、友達との取り違えがえないので良かったと言っています。
小学卒業記念：ペリカンブランドのシャープペンシルを贈る
小学校から中学校へと進学するにあたり、科目数の増加と共に勉強時間も長くなります。そのため、長時間使用しても手に負担がかからないシャープペンシルが理想的です。
中学生になると、高校入試の準備がすぐに始まりますから、勉強が実質的な彼らの「仕事」となります。
良質な学習ツールを使うことで、成果を学業成績に反映させたいと考え、選択は本人に任せた結果、ペリカンのシャープペンシルを選びました。価格は10,000円でしたが、使用感が良く、勉強の効率も上がるとのことで、これは親子共に満足のいく贈り物となりました。
小学校卒業記念：中学生活に必要な文房具セットと読書リスト
次男が通う予定の私立中学への合格を目指し、三年生から塾の門を叩いて頑張ってきました。長男の経験からも、中学生活の厳しさはよく知っているようです。
新しいクラスメイトや環境の中での中学生活の始まりに、適切な文房具セットを贈ることにしました。また、読書を愛する彼には、選んだ本もいくつかプレゼントする予定です。
以前、長男にも同様のギフトを渡し、彼がそれを喜んで使ってくれたので、次男にも同じプレゼントを選びました。
小学校卒業の男の子への贈り物：図書カードの選択
中学生活を迎えると、子どもたちは自ら文具や書籍を選ぶ機会が増えます。このため、図書カードは大変喜ばれるギフトになり得ます。学校から文房具の指定があるかもしれないので、図書カードの柔軟性が役立ちます。
また、贈る本が既に読まれていたり、持っていたりするリスクを避けられます。図書カードは書店専用ですが、書籍だけでなく、様々な文房具も選べる利点があります。
使用期限が10年と長く、使い道に困ることがないため、性別を問わず喜ばれる贈り物と言えるでしょう。
小学卒業記念：甥っ子への現金とレアコインギフト
子どもが何かを収集している場合、その趣味に合った「少し高価」または「珍しい」アイテムを贈るのが素敵なアイデアです。私の弟の子供（甥）に何をプレゼントするか相談したところ、大抵の必需品は既に祖父母から提供されていることがわかりました。
そこで、将来的に何か欲しいものが出てきた時に購入できるよう、1万円の現金と、彼が幼い頃から集めていたコインコレクションへの追加として、特別なコインを選びました。
この時代の流行を反映して、「1964年東京オリンピック記念メダル」を選び、幸いにも彼はこのメダルを持っておらず、非常に喜んでくれました。
小学校卒業祝いに息子に贈ったパソコンキット
組み立てやクリエイティブな活動に情熱を注ぐ男の子にとって、「実際に使えるもの」を自分の手で作り上げる経験は、好奇心を刺激し、忘れがたい記憶となるでしょう。
卒業祝いに欲しいものを尋ねた際、息子は「パソコンが欲しい」と返答しました。当初、その願いを叶えることは難しいと考えていましたが、塾や他の習い事には通わせておらず、その事もあり、妻と話し合い、息子が自分で組み立てるという条件で賛成しました。
息子はプロジェクトを始めると、最初は興奮していましたが、初めての挑戦であるため、徐々に自分でリサーチを重ね、週末にはパソコンショップで店員と相談しながら、必要なパーツや組み立て方法について学んでいきました。
プロジェクトには合計16万円を投資し、完成までには2週間を要しました。途中、難しいところもあり悪戦苦闘していましたが、出来上がったその瞬間は家族全員で喜びました。
小学卒業記念：息子へスマートフォンをプレゼント
小学生の間はスマートフォンを持つ子供たちの間に差がありますが、中学生になるとその数が急増します。
私たちの子供も、小学校の高学年になると周囲の友達が携帯を持ち始めましたが、我が家ではまだ時期尚早と考え、与えていませんでした。
しかし、子供が成長するにつれ、外出の機会が増え、門限も緩和されたため、安全な連絡手段が必要だと感じ、卒業祝いにスマートフォンを贈ることに決めました。
最近では、親のスマホを使ってゲームやYouTubeを楽しむことで、徐々に操作に慣れてきています。
予算は高くつきますが、分割払いで購入可能なため、中学の入学祝いとして彼に渡した際の喜びを想像すると、価値のあるものだと思います。
小学校卒業記念：息子へNintendo Switchをプレゼント
中学の進学と卒業を祝う意味でも、子供の長い間の願いや自制してきたものを贈ることが推奨されます。息子は以前から強く望んでいたものがありましたが、ゲームへの懸念から、特別な日にもかかわらず購入を見送っていました。
しかし、中学の入試で目標としていた学校に合格し、小学校卒業の節目も重なるため、息子が喜ぶギフトを選ぶことにしました。彼の希望に沿って、Nintendo Switchを選択しました。
彼の友人の多くがすでに持っており、その事実が私たちを少し気にさせていましたが、このタイミングでのプレゼントは最適だったと感じています。
息子も待ち望んでいたものを手に入れ、非常に喜んでいました。私立中学への進学で忙しくなることが予想されるため、過度にゲームに没頭することなく適度に楽しめそうです。
小学卒業記念：息子へのGショック腕時計
中学生になると腕時計の需要が高まります。学校生活や外出時に便利なため、中学進学を祝う適切なギフトと言えます。特に、電車通学やクラブ活動、友達との約束などで正確な時間管理が求められるようになります。
息子はこれまでデジタル腕時計を使っていましたが、次はアナログ表示の時計を求めていました。選択の際、中学生に人気のあるモデルを探していたところ、ロフトで1万円弱のGショックを見つけました。そのモデルは中学生に最も好まれているとのことで、すぐに購入を決めました。
派手すぎるデザインは目立ちすぎるかもしれないと考え、店員さんのアドバイスに従い、汎用性の高いスタンダードなブラックモデルを選択しました。
まとめ
小学校卒業の贈り物は、卒業を祝うだけでなく、新たな中学生活への準備としての意味も持ち合わせています。そのため、
- 中学生活に役立つ実用的なアイテム（例：文具、ギフトカード）
- 成熟した印象を与えるアイテム（例：高級ブランドやメーカーの製品）
- 長期間使用可能な電子機器（例：パソコン、スマートフォン、G-ショック）
- 子どもが喜ぶゲーム機など
を選ぶことがおすすめです。
ただし、ゲーム機などの娯楽品をプレゼントする際は、中学の勉強に支障が出ないよう、中学受験の成功を記念する意味合いを込めたり、ゲームのプレイ時間を自己管理することを前提とした約束を設けることが望ましいです。
以上、「小学校卒業のお祝いに！男の子向けプレゼント事例紹介：我が家はこれを選択！」についてご紹介しました。
